2018年下半期ベストコスメを分析!「スゴいコスメ」座談会
この3名が分析!
科学者、ときどき「みよじ刑事」!
ビューティ界の知的財産。
最新美容トレンドの発信源!
市民権を得た “ブースター” はテクスチャーも多様化
ブースターが大躍進!
安倍: ブースターが、この下半期ですっかり市民権を得たなという印象を受けました。
近藤: 泡のソフィーナ(A)、みずみずしいアルビオン(B)、オイルのTHREE(C)。テクスチャーの面白いものが目立ちました。特に泡タイプは、ポーラや資生堂などアイテムも増え、充実してますし。
岡部: アルビオンとソフィーナは、元々あった人気アイテムのリニューアルですね。
安倍: 今までのリニューアルはその進化がわかりにくい場合が多かったのですが、今回は期待を超えた! デビュー感というか、新しさを感じますね。
岡部: ソフィーナは血流促進効果、アルビオンは肌浸透効果が進化した。この2アイテムについては、技術的な新しさも感じます。消費者のニーズとメーカーの技術が合致した形で。
安倍: ソフィーナは炭酸泡が角質最深部に素早く浸透することで、角質ケアまでできます。
近藤: どの製品も、保湿力が高い。アラサーだとクリームを使わないことも多いから、ケアの最初にこうした軽やかなアイテムで潤いをしっかり閉じ込められるのは、うれしいよね。
安倍: つければすぐ潤うという安心感もあります。
近藤: 肌が乾燥していなければ、こうしたブースターとローションだけで十分いけそう。それくらい優秀だと思います。
岡部: THREEもブースター的立ち位置の製品ですね。
安倍: しかもTHREE初のオイル美容液で、ベーシックな美容液として使ってもいい。このマルチな機能も新鮮ですね。
近藤: THREEのエミングは、ともかく使い心地が素晴らしいうえに、ケア効果に優れている。オーガニック系は「気分だけ」と思われがちだけど、スキンケア効果もしっかりあって、かつストレスも癒やしてくれるのはさすがだと思います。
安倍: 精油の力をすごく感じますね。香りが脳にダイレクトに働きかけるような……。
近藤: THREEはやっぱり香りが秀逸。オイル系ってやっぱりべたべたしたり、使いこなしが面倒だったりしがちだけれど、これは別。総合的に本当にクオリティが高いですね。
岡部: 浸透もすごくいい。ブランドの実力がわかりますね。
(A)炭酸タイプの泡ブースター
美容液・オイル部門3位。「まさに土台が整う実感が手に入る」(安倍さん)
ソフィーナ iP ベースケアエッセンス〈土台美容液〉90g ¥5000(編集部調べ)/花王
(B)日々のダメージを回復
美容液・オイル部門5位。「リニューアルで肌に成分を届けるシステムが進化」(岡部さん)
エクラフチュール d 40ml ¥10000、60ml ¥14000/アルビオン
(C)香り高い精油のパワーがIN
美容液・オイル部門1位。精油配合。「ストレスフルなアラサーの頼もしい味方」(近藤さん)
エミング フェイシャル オイルエッセンス 28ml ¥13500/THREE
撮影/伊藤泰寛(静物) 取材・文/中川知春 取材・文・構成/鬼木朋子
Edited by 鬼木 朋子
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