教えてくれたのは…
ヘア&メイクアップアーティスト
河北裕介さん
ワントーンメイクを極める
メイクのカラーバランスって難しい。だから最初に極めるべきは、ワントーンメイク。たとえば強いリップもワントーンなら浮かずになじむ。パーツごとにいろんな彩度や濃度を試してベストを探ろう。
◆同色系でまとめるのは鉄則
印象が散らからないし、立体感も強調しやすいのがワントーン。初心者さんなら、テラコッタなど肌なじみのいい赤み系がトライしやすい。簡単に洒落るし、色っぽさも出せる。
◆深い色を1色入れれば顔は引き締まるよ
ポイントを1点つくるだけで、顔全体がキュッと引き締まって見えるもの。一番手軽なのは唇。コッパーブラウンのような深いけどなじみのいい色みを選べば、肌そのものもキレイに見える。
\全部が淡い色だとぼんやりした印象に/
河北さん
顔の中にメリハリをつくるとバランスが整うし小顔にも
服と合うカラーメイクを研究する
メイクをする顔より服の方がずっと面積が大きい。だから服の色はメイクにすごく影響する。新しいコスメを買ったら、夜練の際にそれに合いそうな服に着替えてやってみるなど常に服とのバランスを考えて。
◆流行の色はアクセサリー感覚で。眉やアイラインに小さく効かせて
エッジの利いた色を広範囲で入れるにはテクニックも勇気も必要だけど、眉の下側だけにライン的にのせたり、目尻だけにアイラインとして入れるなら簡単。さりげなくオシャレに楽しめるよ。
◆メイクの色は、 服の色を拾うとうまくいく
バランスよくカラーメイクを楽しみたいなら、服の色から1色拾ってメイクするといい。メイクと服に色という繋がりができることで、よりこなれた印象に仕上がるんだ。
\服に合わせたイエローゴールドを主役に/
河北さん
メイクと服を切り離して組み立てるのはNG!
撮影/吉田崇(人物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/河北裕介 スタイリング/滝沢真奈 モデル/鈴木愛理 取材・文/中川知春 構成/河津美咲
Edited by 河津 美咲
公開日:
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