一週間で変わるメイクの夜練
教えてくれたのは…
ヘア&メイクアップアーティスト
河北裕介さん
毎日、3分でいい。課題を決めてチャレンジする、それだけでメイクはうんとうまくなる
短い時間だってかまわない。目的意識を持って自分の顔と向き合うことが大事なんだ。課題を持ってメイクに取り組み、日々トライ&エラーを繰り返す。そうするうちに、自分に似合うものが分かってくるし、手が動きを覚えるから思い通りのメイクが素早くできるようになるんだよね。
【夜練一週間メニュー】
- “下書きブラウン”をマスターする
- 塗り方だけで印象操作してみる
- 自分の目ガタチに合うアイラインの角度を知る
- アイパレットに余っている色でシャドウラインを試す
- ワントーンメイクを極める
- 服と合うカラーメイクを研究する
- 少しの冒険を取り入れる
“なんとなく”でメイクをしてるうちは何も変わらない
何の努力もせずにいきなりメイクの達人にはなれないし、何も考えずに色を顔にのせただけじゃ、狙ったキレイは手に入らない。ヘアメイク歴20年を超える僕だっていまだに練習&研究の日々。どうすればもっと素敵なメイクができるか、頭の中は常にそれでいっぱい。
だからこそ、パッと顔を見ただけでどんなメイクが似合うか分かるようになったんだよね。みんなも自分の顔をもっとよく見てメイクの夜練に勤しんでみて。新しい魅力が絶対に手に入るから。
メイクをオフする直前だったら失敗を恐れずトライできるよね
慌ただしい朝にメイクの失敗って許されない。だけど、メイクオフの直前なら、失敗したってへっちゃらだよね。それに一日経過したメイクをよく観察することで分析もできる。
くずれやすいのはどこか、今日の色の組み合わせが正解か否かとかも。実はコレ、現役アイドルの子たちもやってること。彼女たちの美は努力の賜物なんだよね。
撮影/吉田崇(人物) ヘアメイク/河北裕介 スタイリング/滝沢真奈 モデル/鈴木愛理 取材・文/中川知春 構成/河津美咲
Edited by 河津 美咲
公開日:
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