連載 ボディワーカー森拓郎のダイエット道場

むくんでねじれた【自粛脚】に、「股関節全方位ストレッチ」が効く!

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むくんでねじれた【自粛脚】に、「股関節全方位ストレッチ」が効く!

「上半身は細いのに脚だけは太い」と悩む人はたくさんいますが、座りっぱなしの自粛生活で脚がむくみ、さらに太くなったという人が急増中! 今回はボディワーカー・森拓郎さんの新刊『脚やせ本 一日2分で細くなる!』から、「自粛脚」を細く美しくする方法を教えます。

リモートワークで座りっぱなしの生活が続き、なんだか脚が太くなった……と感じている方はいませんか? その原因を、美脚自慢のモデルが信頼を寄せるボディワーカー・森拓郎さんに聞くと、「長時間の座り姿勢で股関節のねじれが加速し、それが原因で脚が太くなっている人が増えています」と警告。オンライン会議で顔のたるみは気にしても、見えない脚には気にも留めていなかったツケが今ここに! そんな「自粛脚」を細くしなきゃと思っている人は多いはず。とはいえ、股関節が原因の自粛脚は、マッサージや脚の筋トレだけでは細くするのが難しいとのこと。では何をすればいいのかというと……ズバリ「ストレッチで股関節のねじれを正すこと」(森さん)。自粛脚の根本原因を解決すべく森さん考案の「股関節全方位ストレッチ」を紹介します。

「自粛脚」はむくんで、ねじれて、たくましい三重苦の脚

股関節とはそけい部の奥にある骨盤と太ももの骨をつなぐ連結部分のこと。私たちが立ったり、座ったり、歩いたりと下半身を動かせるのは、この股関節が自由自在に動いてくれるから。でも、座りっぱなしなど毎日の悪い生活習慣によって、股関節は正しい位置からねじれてずれてしまいます。すると脚の骨は外へ引っ張られて、太ももの前側や外側が張って脚が太くなるのです。

詳しい股関節と太脚の解説は前回の記事をチェック
https://i-voce.jp/feed/1158867/

また、股関節のねじれは、脚の形が悪くなるだけでなく、むくみや冷えを引き起こし、それによってセルライトがつきやすくなる原因に。股関節の内側には下半身へと血液を運ぶ動脈と老廃物や水分を回収する太い静脈が通っています。股関節がねじれると、その血管が圧迫され、血流が悪化するために冷えやむくみが加速。血流の悪い状態を放っておけば、つねに脚はむくんで冷えた状態が続き、脂肪のかたまり=セルライトがついて、ぼこぼことした太い脚に。

つまり自粛脚とは、脚が前や外に張り出してたくましくなり、太ももにはセルライトがたっぷりつき、さらにひざもねじれてO脚やX脚が加速した、脚の三重苦状態なのです。

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「股関節全方位ストレッチ」START!

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