相手に小技が響くタイミングを
見極める“あざとさ”は必要
恵さん
もうひとつ、私が心がけていたのは、喋るペースを相手に合わせることです。早口の人には早口で、ゆっくりの人にはゆっくりで。そうすることで、お互いに心地よいと感じるキャッチボールができるのではないかと。まあ、飲み会などのカジュアルな場では、そんなことを忘れて夢中でベラベラ話していることもあるんですけれど(笑)。あまり考えすぎないで、純粋にその場を楽しもうとすることが一番大切だったりしますよね。
VOCE編集部
距離を縮めるためには、ボディタッチや上目遣いなど、あざといテクニックが効果的なケースもあると思います。恵さんがヘビロテしていた必殺技を教えてください!
恵さん
期待はずれで申し訳ないですが、これ見よがしなテクニックを使ってきたタイプではなくて……。個人的には「何をするか?」よりも「いつするか?」が大事だと思っています。相手が自分に興味を示してない段階でボディタッチをしたり、急にタメ語で話しかけても、距離が縮まるどころか引かれてしまうじゃないですか。反対に、少しでも好感を持ってくれていることが分かったら、安心して可愛らしさを出せると思います。そうやって“攻め際”と“引き際”のタイミングを見極めるあざとさは必要かもしれませんね。
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脈ナシだと思ったときは?