【比較した化粧水01~05はこちら】
実験VOCE|【オルビス・スイサイ・ドクターシーラボ】etc.プチプラ化粧水の保湿力を徹底比較!
【今回比較する化粧水06~10はこちら】
06 : なめらか本舗 とってもしっとり化粧水 200ml ¥900/常盤薬品工業
豆乳イソフラボンを含んだ豆乳発酵液配合。とろっとした感触も頼もしい。
07 : バリアリペア エッセンスローション 180ml ¥1100/マンダム
肌バリアの機能低下による不調にアプローチ。透明感もグッと高まる。
08 : ファンケル エンリッチ 化粧液 全2種(実験にはⅡを使用)30ml ¥1700
ハリや弾力のなさ、フェイスラインのゆるみなどの悩みを、ズバリ解決!
09 : モイスタージュ リンクルエッセンスローション(超しっとり)210ml ¥665(編集部調べ)/クラシエホームプロダクツ
プラセンタやアロエエキスなどを配合することで、キメの整った肌に。
10 : リッツ シェイプ モイスト ローション 150ml ¥1180/ネイチャーラボ
複数の保湿成分の働きで、しっとりとした使い心地。毛穴の開きにも◎。
<TEST.1>肌にスッとなじむ?
羽根に化粧水を滴下したときのなじみ具合を観察。水をはじく羽根に、どれだけ化粧水が浸みて広がるのか。羽根が暗くなるほど、なじんでいる証拠。
水を滴下すると……?
06:丸く水滴状になってはじいているのがわかる。なじむことなく表面に残るタイプ。
07:水滴は広がり、少しだけなじんでいる。それほど早くないが、なじむようだ。
08:とろみのある化粧水のせいか、水滴状に近く、ほとんどなじんでいないのがわかる。
09:化粧水がころんと水滴状になった。羽根にはなじまず、表面に残ってしまったようだ。
10:水滴は多少広がったけれど、羽根になじむことはなく、表面に残っている感じだ。
<TEST.2>どんなテクスチャー?
すりガラスに同量の化粧水を滴下したときの状態をチェック。長く垂れるものほど、粘度が低くサラサラ。水滴状に近いものは、粘度が高くとろみのあるタイプ。
10品のなかでもっとも粘度が高いとろみ化粧水は、1.0㎝しか垂れなかった09。1.6㎝の06も、化粧水だけど、少しゆるめの乳液のようなテクスチャーが特徴だ。
07、08、10は、適度にとろみがあり、広げやすい感触。
肌に手でつけたい、コットンに含ませてなじませたいなど、塗布方法によっても好みが分かれそう。自分のスキンケア方法に合ったものを選んで!
<TEST.3>潤いキープ力は?
前腕の内側に化粧水を塗布し、その前後で水分量がどれぐらい変化したかを測定する。塗布前をゼロとして、10分後、30分後の水分量の変化をグラフに示したのが上図。時間経過によって水分量がどう変動するかも合わせてチェックしていこう。
塗布30分後、この中でもっとも潤いをキープする効果があるのは10で、2位09、3位08、4位06。
09や10は粘度のあるとろみ系。10は10分後、30分後ともに、高い潤いキープ力を維持し続けたことにも注目。
撮影/石田健一(実験)、木村元明(静物)実験/エフシージー総合研究所 取材・文/穴沢玲子 構成/佐野桐子
Edited by 佐野 桐子
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