「なんだかいつもいい香り」はヘアオイルで
「香水はつけていないようだけど、なんだかいい香りがする」こんな風に思われたら嬉しいですよね。それなら、ヘアオイルを味方にするのがオススメです。髪にツヤを出しつつ、いい香りにしてくれるオイルを、スタイリングの仕上げになじませれば、一日中ふわっといい香りのする髪に。
もともと、髪は香りのつきやすいパーツ。知らないうちに、人のタバコのニオイがついてしまって困った……なんて経験はみんなあるのでは? ダメージが進行した髪ほど、空洞が多くニオイがつきやすいという面もあります。そこを逆手にとってオイル使いをすることで、髪のダメージを補修しつつ、嫌なニオイをブロック。動くたびにふわふわといい香りを放つこともできちゃいます。何をつけても香害にはなりにくいですが、「もともといい香り」風なら、ハーバルでさわやかな「ダヴィネス オーセンティックオイル」がオススメ。「なんか、すっごくいいにおいするよね」と言われること請け合いです。
「シャンプーみたい」に香らせるなら背中や肩先に
「男性は香水よりもシャンプーの香りが好き」なんて声をよく聞きますが、実際には「シャンプーのような香りの香水を、シャンプーだと勘違いしてる」ことも多いそう。しかも、それは髪から香っていなくても、ほとんどわからないのだとか。フローラルやフルーティ系の香りを、背中や肩先にまとうことで、シャンプー後のような清潔感溢れる香り方を演出できます。
服を着る前に、肩先や背中の上部に香りをつけ、十分に乾いてから服を着ます。香りは上にむかって立ち上りますが、服でカバーされるので香りたちがやわらかく、側にきた人にだけふわっと届く香り方になります。ロールオンタイプの「ディオール ミスディオール ブルーミングブーケ ローラーパール」や、フルーティフローラルの「ザ・パフュームオイルファクトリー ザ・オリジナル 01」がピッタリです。
スキンフレグランスはお腹に
ムスクなどがメインの「肌なじみのいい香り」なら、本当に肌そのものがその香りだと思えるような付け方がポイントに。冷えがちな女子の体の中でも、比較的体温が高く、もともとの肌の匂いとまじりあって温かく香る場所と言えば「お腹」が一押し。胸の下、胃のあたりに2プッシュくらいつけるのが程よい加減です。
服を着る前につけ、よく乾いてから服を着るのがポイント。動きに乗って、ほのかに周囲の人に香りが届きます。「クリーン リザーブ スキン オードパルファム」や、「ダウンパフューム オードパルファム “フォーミュラ・X”」等をこの位置につけると、一日中、お風呂上がりのような「清潔感のあるセクシー」をまとっていられます。また、バニラの香りもここなら、「ふとした瞬間にこぼれる」ような香りかたになるので、子どもっぽくならずオススメです。
ヒジ下にボディクリームを
「香水が苦手だからボディークリームを愛用」という人も多いですが、付ける場所によっては、自分でさえ気づかないような弱い香り立ちになることも。程よく香らせるには、動きのあるヒジ下に仕込むのがいい塩梅です。手首に香水をつけるより、狭い範囲でふんわり優しく香ります。
「ディプティック ハンド&ボディローション オーローズ」は、香水よりも柔らかい香り立ちで、食事の日なんかにもオススメです。香水とのセット使いも、生まれつきいい香りの人みたいに細く長く香りが続く良さがあります。「もう少し香ってもいいな」という人は、ボディクリームではなく練り香水をヒジ下に広めに仕込むのも手です。
ふんわり程よく香らせるには、香りのチョイス以上につけ方が大事になってきます。つけ方・場所を変えることで、同じ香りでも急に「なんの香り? すごくいいね」なんて言われる機会が増えることも。自分にぴったりの付け方、探してみてください。
Edited by 中野 亜希
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