【下着の専門家監修】ブラジャーやショーツの捨て時の目安は？

ワコール 広報　カリエレロ エリカさん

下着の経年劣化については、どれくらいの頻度で着用しているか、どのように洗濯しているのか、干し方はどうか……、といったように様々な要素が絡んでいるため、一概に捨て時の目安をお伝えするのが難しいのが事実です。ただし、もともとの機能を果たせなくなったら替え時です。ブラジャーやガードルなどは機能が低下していないかチェックしてみましょう。

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機能的な低下は『カラダに合わなくなった』と感じているかどうかも目安に。上のチェック項目はワイヤー入りのブラジャーだけでなく、ノンワイヤー、モールドタイプ、カップつきインナーに共通した目安です。ただ「捨てる」以外の選択肢として、分別しなくても、店舗に持っていくだけで無料でリサイクルしてくれる……「ブラ・リサイクル」という取り組みもワコールでは行っています。

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洗濯は『取り扱い絵表示』を確認していただき、それに従うのが基本です。手洗いの場合は『振り洗い』でやさしく汗や汚れを落とします。洗濯機で洗う場合は、必ずホックを留めてから、洗濯ネットに入れましょう。ホックを留めておくことで、洗濯機のなかでホックがレースに引っかかることや、ホックの変形を防ぐことができます。

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ブラジャーの干し方は2通りあります。一つは『左右のカップの真ん中で二つ折りにして、ハンガーにかけて干す』方法。もう一つは『ブラジャーを下向きに。左右それぞれ、ワイヤーの中心付近を洗濯ばさみで留める』方法です。避けて欲しいのは1ヵ所だけをピンチで留める、ストラップをかけて干す、などどこかに重みが集中してしまう干し方です。重みが集中することで、型崩れの原因にも。バランスのいい干し方を心がけましょう。また、意外と知られていませんが、下着に使用されているゴム繊維（ポリウレタン）は紫外線に弱いので、できれば陰干しを。