エイジレス美女メイクの巨匠 へアメイク岡野瑞恵さんが指南します!
ヘア&メイクアップアーティスト 岡野瑞恵さん
多くの女優が指名する確かな理論とテクニックが持ち味の、大人メイクの名手。著書に『大人のMake Book』(ワニブックス)など。
Q.アラサーになると目が小さくなるって本当?
A.本当! 研究データも出ています
20代の目もとはパッチリ!
アラサーは目の縦幅も横幅も縮小。
資料提供:SK-Ⅱ
20代後半から60代の平均では、15年間で目が約20%サイズダウンすると判明。スキンケアだけでなく、メイクを変える必要性もここに。
Q.目もとを魅力的に見せたい。でもギャルっぽくなるのは嫌! メイクではどこに気をつければいい?
A.まぶたとまつげです!
「やっていないように見えて、ちゃんとやっていることが大人メイクの神髄。なぜそのコスメを使うか、何を狙っているかを理解して、バランスを整えましょう」(岡野さん)
資料提供:カネボウ化粧品
まつげが黒目にかぶっているかどうか。ほんの数ミリの違いで目もとの印象は激変! 光を集めるためには、まつげに手抜きは禁物だ。
アラサーの王道メイク
アラサーの目もと悩みを解決するまぶた×まつげの黄金バランスは……
まぶた:ツヤ仕込みマットブラウン
×
まつげ:ニュアンス30°カール
使用コスメはこちら!
(A)マット質感だから骨格までキレイに
マット質感のブラウンで大人の知的さと色っぽさを演出するパレット。
レ キャトル オンブル 308 ¥6900/シャネル
(B)繊細なパールで奥行きを引き出して
前に出てこないのに、欠かせない存在感のあるきらめきがポイント。
カネボウ モノアイシャドウ 07 ¥3200/カネボウインターナショナルDiv.
(C)まつげをあまさずキャッチするブラシ
セパレートしながら、自然に長さもプラスできる。
ラッシュ クイーン フェリン エレガンス 01 ¥5300/ヘレナ ルビンスタイン
HOW TO MAKE UP
1.立体感を意識したグラデに
Bをまぶた全体に。Aのa、bを混ぜて目尻から二重幅にのせていく。aを下まぶた目尻にオン。細くのせて下方向にぼかす。
2.シャドウラインでキワに深みを
1の後にアイラインを目のキワに。cを細チップにとりシャドウラインを重ねる。目のキワに深みを出して、目もとに強さを。
3.セパレート仕上げを意識して
Cをまつげ全体に。水平から30°くらいの角度になるように、根元から上げるのがポイント。セパレート仕上げで大人っぽく。
完成♪
「疲れた目もとに見えないように、クリームシャドウのパール感でツヤ仕込み。その上に、骨格を意識しながらマットシャドウをオン。違う質感のシャドウを重ねることで、立体感が生きてきます。まつげは根元からきちんとキャッチしてカールさせて」(岡野さん)
撮影/岩谷優一(vale. /人物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/岡野瑞恵(STORM) スタイリング/坂下シホ モデル/林田岬優 取材・文/丸岡彩子 構成/河津美咲 撮影協力/ AWABEES
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Edited by 河津 美咲
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