■教えてくれたのは……
ヘア&メイクアップ アーティスト paku☆chanさん
「Three PEACE」所属。時代を先読みする比類なき感性を武器に、日常に映える、今よりもっとキレイになれるメイクを発信。
マットを操る3つの掟
#1 ベースは"やや軽" 仕上げで、マットを生かす肌に
「マットをより今っぽく見せるために重要なのは、肌との相性。肌が重たいとマット質感が沈んで古く見える可能性が。通常、秋冬の肌は重たくつくりがちだけど、薄膜タイプを選んだり、つける量を減らしてやや軽な肌に」
#2 指でマイルドに仕立てる
「テクスチャーがソフトなマット質感は、指で上手くのせられるし、キレイになじむのが特長。ブラシで塗ると色がばしっとつきやすいけど、指ならマイルドにぼかせるので、肌との一体感が生まれて自然に仕上がります」
#3 トーンの異なるカラーは、2色までに留める
「マット質感は、パールみたいに光による軽さが出ないので、色を過剰に使うと重たくなって古く見えがち。たとえば、目もとをマットグレーにしたら、他は赤みのある色で揃えるというように、ひとつのメイクで使うトーンは2色までに絞って」
KEY ITEM:フラミンゴカラーのマットリップ
コーラルピンクとベージュが溶け合う、究極の好感色
ベージュ効果で肌なじみも上々のパウダーマットな質感。
ルージュ アリュール リクィッド パウダー 952 ¥4200(10/ 5 発売)/シャネル
攻略ポイント
☑ リップは直塗りでラフさをプラス
☑ メイク全体のトーンをコーラルピンク系で統一
☑ 下まぶたシャドウで少しだけ甘さを
「見た瞬間、ひと目惚れしたフラミンゴカラー。春の色ともいえる冴えた色だけど、秋冬にもすごく素敵に映えるのは軽さが出るツヤを抑えたマット質感だからこそ! 直塗りでちょっとラフにし、柔らかさややさしさが生まれるこの色の魅力を生かせば “媚びてないのにモテちゃう”、そんなイメージの女性像に」
同系色で揃える目もとは、目のキワを外してアイホールにシャドウを。甘さをひとのせするべく下まぶたにも塗って、瞳をうるっと。
OTHER ITEMS
(1)グレイッシュ系を上まぶたのキワに。
ルナソル スタイリングジェルアイライナー 04 ¥3000/カネボウ化粧品
(2)上下まつ毛に。
ケイト ラッシュフォーマー(ボリューム)BK-1 ¥1400(編集部調べ)/カネボウ化粧品
(3)目と頰にソフトマットなピンクを。
チーク&アイブロッサム 07 ¥2300/ジルスチュアート ビューティ
完成♪
好きにならずにいられない。柔らかくやさしげな高揚カラーの唇にときめいて。
撮影/向山裕信(vale./人物)、伊藤泰寛(静物) ヘアメイク/paku☆chan(Three PEACE) スタイリング/程野裕子 モデル/比留川游 取材・文/橋本日登美
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Edited by 遠藤 友子
公開日:
この記事に登場したコスメ(3件)