朝晩がめっきり涼しくなってきましたね。今年の夏は異常な猛暑で、夏の疲れが秋の気配とともに襲ってきます。夏の紫外線、汗、皮脂、乾燥などはお肌にとっても過酷な環境で計り知れないほどの刺激を受けています。
季節の変わり目の“砂漠肌”対策とは?
このような季節の変わり目は、何だかお肌の調子が悪いのもうなずけますね。かさつきやキメの乱れ、小じわが目立ってきたり、ハリがなくなってきたり、季節の変化に肌もついていけていないのです。特に、室内の冷房と外気の熱風にさらされて、知らぬ間にインナードライ肌になっています。
例えて言うならば、この時季の肌は乾いた砂漠状態! “砂漠肌”にとっては栄養をチャージすることも大事ですが、とにもかくにも、水分をたっぷりチャージして、美肌の土台を立て直しましょう。
“砂漠肌”を救う……化粧水の正しい塗り方・選び方
“砂漠肌”からうるおい肌への近道は保湿化粧水の使い方。まず、毎日のお手入れの中で化粧水には一番時間をかけて欲しいものです。化粧水は塗布してから、肌に浸透するまで待つこと。そしてまた、塗布する。そしてまた、待つ! 保水力が足りないと感じた時は、いつもより、多めにこのプロセスをリピートして。さらに、化粧水を2~3種類は常備して、その日の肌の調子によって使い分けをしましょう。
朝起きて肌の調子がイマイチの時、仕事が忙しく疲れモードの夜、休日前の解放感を味わえるリラックス気分の時……など、日々のお手入れは、生活のリズムに合わせて、肌状態を見極め、最適の化粧水を選ぶことでうるおいのある美肌へ。自分自身の定番化粧水をいくつか用意しておくことはとても重要なことです。
化粧水は自分の肌状態と向き合い、乾燥から肌の保水力を保つ土台を作り、次に使うコスメの浸透を良くするのが役割と考えています。化粧水の使い分けでなめらかでうるおいのある秋肌へ!
【元・敏腕百貨店バイヤー“曽田啓子の格言”】
化粧水の使い分けこそが“砂漠肌”から抜け出せる!
これで“砂漠肌”にさようなら! 私の鉄板化粧水をご紹介します。
お疲れモードの日は……SK-Ⅱ フェイシャル トリートメント エッセンス
SK-Ⅱ フェイシャル トリートメント エッセンス 160ml ¥17000
ご存じ、ピテラTMの力で砂漠のオアシスのごとくうるおす、肌の救世主であり、化粧水の名品中の名品。ピテラTMの香りが好き嫌いが分かれるコスメではありますが、私の場合、今や数えられないくらいリピしているので、むしろ、ピテラTMの虜です。特に仕事が忙しく、お疲れモードの時にはこの化粧水とクリームを塗って寝る! そうすれば、朝起きるとキメとハリ感も蘇るマルチなお助け化粧水です。
何を塗ってもカサつくときは……CHICCA ビューティグロウ モイスチャーエッセンス リッチ
CHICCA ビューティグロウ モイスチャーエッセンス リッチ 125ml ¥6500
“汗”の保水力と湿度という水バリアに着目した、画期的な化粧水。肌にぬめり感を残し、肌に近い形で水分をため込むように設計されています。塗布すると、とろとろと糸を引く様なテクスチャーがとてもユニークで、もっちりと肌にうるおいを与えます。最近、カサつきが目立ち、保湿が足りないと感じたら、朝晩のお手入れに組み入れて。
心まで解きほぐしてくれる……ドゥ・ラ・メール ザ・トリートメント ローション
ドゥ・ラ・メール ザ・トリートメント ローション 150ml ¥15500
上質なとろみのあるテクスチャーが好み。なめらかで肌になじみ、ふっくらとつややかな肌になります。癒される香りで、休日前の特に、夜のお手入れにおすすめします。まるで、一週間の緊張から解きほぐされて肌の調子を整えるよう。心身ともにリフレッシュできる実力派コスメです。
エイジングサインが気になるときは……ヘレナ ルビンスタイン プロディジー リバーシス ローション
ヘレナ ルビンスタイン プロディジー リバーシス ローション 200ml ¥14000
水分とオイルを融合させた新感覚のエイジングケア化粧水。水分でうるおいを満たし、オイルがしっかりとうるおいを抱え込んでくれます。透明のボトルなので液体とオイルの粒子が見えるのが頼もしい。すーっとなじみ、肌あたりがやわらかく、若干のとろみが全くべとつかず、後肌がさらっとしています。オイルインとは思えないみずみずしい感触です。
コットンパックでメイクのりも抜群!……イプサ ザ・タイムR アクア
イプサ ザ・タイムR アクア 200ml ¥4000(医薬部外品)
キメを整え、保水力を持続させる薬用化粧水。コスパが高く、バシャバシャ使えるので毎日のお手入れに。朝起きて肌の調子がイマイチだと感じたら、コットンパックがおすすめ。洗顔後、大きめのコットンを5~6枚に裂いて伸ばして額、両頬、鼻、あご下にのせて! あとは5分間待つだけでぐいぐいと肌がうるおってきます。このひと手間でメイクのりもバッチリです。
いずれも名品中の名品、そして確実に“砂漠肌”から脱することができる、私の偏愛コスメ。ぜひ参考にしてみてくださいね!
Edited by 曽田 啓子
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