それって、実は敏感肌かも……
季節の変わり目やストレスがかかると肌が荒れる……そんな経験はありませんか? それは、敏感肌かもしれません。医学的な定義はありませんが、敏感肌とは、肌の一番表面の角層が乱れることで、ほこりや花粉などの外部刺激を受けやすくなり、バリア機能が低下した肌状態をさします。簡単にいうと、肌が荒れやすい状態です。
そんな敏感肌は、今まで敏感肌ではなかった方でも、突然なることがあり、バリア機能が低下しているため、肌内部の水分は蒸発してしまい、乾燥肌であることが多いのも特徴です。
かくいう私も以前は、強い風に当たると、頬が真っ赤になったり、使っていたスキンケアが突然肌に合わなくなり、肌が真っ赤になるほどの敏感肌でした。しかし、バリア機能をサポートするスキンケアを継続的に使用することで、こういった症状は出なくなったんです。そこで、今回はバリア機能をサポートし、肌機能を高める敏感肌さんにオススメの低刺激&高保湿なクリームをご紹介します。
敏感肌さんがスキンケアを選ぶ際の3つのポイント!
1)オススメの成分「ヒト型セラミド」
敏感肌は肌のセラミドが不足しているので、スキンケアでセラミドを補うことが大切です。そして、セラミドの中でも、ヒト型セラミドは、人がもつセラミドと同じ構造なので、浸透力や保湿力に優れているといわれています。
見分け方は、商品の裏などに記載の全成分表示に「セラミド+数字」もしくは「セラミド+英語」が記載されているものがヒト型セラミドです。医薬部外品の場合の表記は、この限りではありません。
2)避けたほうが良い成分「アルコール(エタノール)」
アルコールは、スキンケアの浸透感を良くしたり、清涼感や抗菌作用として配合されますが、敏感肌さんにとっては、肌の刺激になることも。私は、肌が敏感に傾いた時には、アルコールフリーのクリームを選ぶようにしています。
そして、アルコールフリーのスキンケアかどうかの見分け方は、簡単なんです。商品の箱や容器に記載されている全成分表示にアルコールを配合している商品は、「エタノール」と記載されているので、チェックしてみて下さいね。
3)記載があるとさらに安心できる表記「アレルギーテスト済」
敏感肌さんはアレルギーテスト済みのスキンケアを選ぶのがオススメです。一般的には、皮膚科専門医が立会い、人でのパッチテストなどを行い、人に対してのアレルギー性を評価するテストが行われます。そのテストで、一定の基準を満たした商品に「アレルギーテスト済」が表示されています。
ただし、アレルギーを100%完全に起こさない、という意味ではないですし、アレルギーが起きる成分は人により異なりますので、不安な方はパッチテストなどをしてから使うようにしましょう。
美容家オススメ! 敏感肌さん向け保湿クリーム3選
●つつむ フェイスクリーム R1 30g ¥3000/ディセンシア
✓配合されているセラミド:セラミド2
✓アレルギーテスト済み表記:有
✓オススメの使用時期:春、秋、冬
かなりこっくりとした濃厚なテクスチャーです。ディセンシアで採用されているセラミドは、ナノ化したヒト型セラミドを配合しているので、角層のすみずみまで浸透します。
さらにディセンシア独自の特許技術「ヴァイタサイクルヴェール®」を採用しているため、外部刺激から肌を守ると同時に、うるおいをすみずみまで浸透させます。
肌になじませるとピタッと一枚膜を貼ってくれるような安心感。秋冬の乾燥する時期でもしっかりと肌を守ってくれる高保湿クリームです。
✓配合されているセラミド:セラミド2
✓アレルギーテスト済み表記:有
✓オススメの使用時期:春、秋、冬
こっくりとしたテクスチャーで、肌になじませるとオイルがジュワッと出てきて、とても心地よいクリーム。
このモイストアップクリームは、肌を柔らかくし、あと肌がなめらかにしてくれます。さらに、シアバター配合により、肌のうるおいを長時間キープ。紫外線や乾燥などによる肌ダメージを抑制する素肌純化成分「スイートピー花エキス」が配合されているのも嬉しいポイント!
●ヒフミド エッセンス クリーム 22g ¥4000/小林製薬
✓配合されているセラミド:セラミド1、セラミド2、セラミド3
✓アレルギーテスト済み表記:有
✓オススメの使用時期:春、夏
トロッとした柔らかいテクスチャーのクリームなので、素早く肌にスーッとなじみます。そして、軽めのテクスチャーですので、春夏使用でも、ベタつきを気になりません! 敏感肌ケアをしながらしっかりと肌に潤いを感じることができます。
さらに、ヒフミドのエッセンスクリームの大きな特徴は、3種類のヒト型セラミドを配合していること。1種類だけを配合するよりも、3種類のセラミドを配合することでバリア機能が高くなるという研究結果があるんだとか。
敏感肌かも! と思われた方は、いま使っているスキンケアの成分のチェックや使用するスキンケアの見直しをしてみてくださいね。ご自身の肌質や肌状態にあったスキンケアを使うことで、肌はしっかりと期待に答えてくれますよ。
Edited by 浅利 晴奈
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