連載 石本哲郎の「もっとやせる! 神やせ+」

【プロ監修】塩分は太る?原因と対処法、ダイエット中に避けたいタイミングについて解説

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忘年会にクリスマス、そしてお正月に新年会と、ついつい食べ過ぎてしまう年末年始。鏡の前で「しまった!」と頭を抱える女性を減らすべく、女性専門パーソナルトレーナーの石本哲郎さんに、この時季にぴったりの「神やせ」術を教えてもらいます。筋トレなしで健康的な美ボディに導く食事とは……? 短期集中連載・第3回目は、ダイエット中の【塩分】にまつわるお話です!

教えてくれたのは…
石本哲郎さん

美ボディメイク・ダイエット指導のスペシャリスト

石本哲郎さん

女性専門パーソナルトレーナー。のべ1万人以上の女性の体づくりを指導、成功へと導く。女性のダイエットに関わる医学、栄養学、トレーニングメソッドを研究。さらに女性がどんなときにダイエットに挫折するのかを知るために、自ら意図的に太って痩せる実験を27回行ってきた。モデルやタレンドではなく、ダイエットに悩む一般女性の指導をもっとも得意としている。著書は『予約の取れない女性専門トレーナーが教える 筋トレなし、食べてやせる!神やせ7日間ダイエット』(KADOKAWA)ほか多数。
Instagram:@ishimoto14 Twitter:@ishimoto14 Blog:https://www.body-make.com/blog/

ダイエット中も「塩分」は大切!

ダイエット中は「塩分は摂らないに越したことはないのでは?」と考える方も多いかもしれませんね。確かに、塩分の摂りすぎは多くの女性を悩ませる“むくみ”の原因にもなりますし、時に病気を引き起こしてしまうことも。ですが、極端に塩分を減らしすぎると、エネルギー代謝が下がり、やせにくくなってしまうケースもあります。

そもそも塩分は、体に必要なミネラルの一種。ミネラルは僕たちが生きていく上で欠かせない栄養素で、体内では生成することができないため、食べ物などから摂る必要があります。なお、「日本人の食事摂取基準」(2020年5月発表)が推奨する1日の塩分摂取量の目標は、成人女性で6.5g未満。近年、目標数値が減少傾向にあるところを見ても「摂りすぎ」には十分注意が必要ですが、ダイエット中は塩分を味方にすることもできますから、より効果的なタイミングで摂っていきましょう!

●「塩分」を味方につけられるのは朝? 夜?

塩分を摂るべき効果的なタイミングは、「活動量が増える前」。つまり、朝ごはん・昼ごはんで摂るのがおすすめです。塩分は身体活動のパフォーマンスを上げる効果があるので、「これから動くぞ!」というタイミングで摂取すると、元気を味方につけることができますよ!

一方、なるべく摂らないほうがいいNGタイミングは夜。夜ごはんで塩分を摂りすぎると、よほどの寝汗でもかかない限り、就寝中に塩分が体外に排出されることはありません。排出されなかった塩分は全身に行きわたり、翌朝の顔のむくみなどにつながります。夜はくれぐれも控えめにしましょう。

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塩や醤油代わりになる薬味。調味料は「少量で満足できるもの」を!

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