子どもみたいなピュアな唇になれる
シャネル ルージュ ココ リップブラッシュ 418
「キレイな素の唇の色」と言われて思い浮かべるのは、ベージュのようなナチュラルなカラー。でも、色味がナチュラルでもパールやツヤ感が強いリップでは、素の唇には見えにくいものです。逆に、はっきりした色味のものでも質感次第でピュア感あふれる唇を演出できることも。「シャネル ルージュココ リップブラッシュ 418」は、見た目には「これでどうやってナチュラルな素の唇を?」と思うような赤ですが、リップ&チーク兼用アイテム特有の程よいツヤ感で、子どものような自然な血色の唇が再現できます。
少量を手の甲に取り、指で唇の内側からのばしていき、輪郭をあいまいなまま仕上げましょう。控えめなツヤと透けるピュアレッドで、内側から染まったような仕上がりに。ぷくっと柔らかそうで、くすみも色素沈着もなかったころのピュアさが口元に復活します。塗りたても可愛いですが、少し時間がたって唇にフィットしてくると、より天然のキレイな唇に見えてきますよ。チークとしても使うことで、顔全体のトーンがそろって明るくなり、よりナチュラルに見えるのもうれしいポイントです。
どれか一本しか使えないならコレがいい!
THREE リリカルリップブルーム 02
厚みのない控えめなツヤで、濃い目の色でもさらっと使える「THREE リリカルリップブルーム」。VOCEベストコスメに選ばれた「01」も可愛いのですが、カウンターで試してすっかり気に入ったのが「02」。私ごとですが、シマリングリップジャムの限定色を差し置いて購入に至った一品です。
ボトルで見ると渋めの色合いですが、唇にのばした時の自然さには思わず感動。素の唇がほんのりトーンアップしたような明るさと、薬用リップを塗ったような控えめなツヤが出て、顔まで明るく見えます。そして、乾かなさと唇へのフィット感が優秀すぎて、スタメンリップとなっています。最初はみずみずしく、時間がたつほどに唇にフィットする感じで多少何かを飲むくらいではほぼ落ちないのですが、ステインリップにありがちな、乾いてキューっと縮むような感じはゼロ。自然に薄くなっていくように落ちていき、落ちた後の唇もツルツルのまま。主張はしないけど、キレイな口元に見えるので、すっぴんに近い日も、メガネの日も、しっかりメイクの日も、つい手にとってしまいます。「一本しかリップを使えないならどれにする?」と言われたら、いまは迷わずこれを選びます!
ナチュラルなのに補正力がすごい
キッカ メスメリックリップラインスティック 01
まるで、生まれつき美しい唇だったかのように魅せる、“擬似唇”メイク。まさに「素の唇が美しい」というコンセプトのアイテムが「キッカ メスメリックリップラインスティック」です。普通に唇全体をこれで塗ってもよいし、名前の通りリップライナーとして使うのもよいのですが、しっかりラインを取って塗っても「塗ってます!」感が少なく、自然に整った口元に見せてくれるのがいいところ。
その秘密は、もともとのリップラインにあるくすみをさりげなくカバーしてくれるところにあるようです。キッカ独自の「2/5発色」は、くすみはカバーするのに「線です!」という主張がないので、素の唇がもともと美しいように見えるんです。薄づき・ツヤ控えめとは言っても、モチの良さも併せ持った逸品。地味なようでいて確実に唇をきれいに見せてくれるうえ、小回りが利くので使いやすさは抜群です。一見鮮やかに見える色も不思議と唇に溶け込むのですが、ナチュラルなピンクベージュでくすみをカバーするのに白くならない「01」が、「もともとキレイな口元」を、上手に演出してくれるでしょう。
存在感は出さないけど、キレイに整った清楚な唇は、さりげない血色感や程よいツヤがあるリップで作れます。ナチュラルメイクにも目元が華やかなメイクにも対応できて、感触も軽やか。ツヤ控えめでも乾いて見せない優秀アイテムが多い今、楽しみたいリップメイクです。
Edited by 中野 亜希
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