一大ブームを巻き起こしたde賞
ビューティジャーナリスト 齋藤 薫さん
ベージュづくりの天才‼
これほど歴代アイシャドウが拍手を浴び続けたブランドもないが、最大のヒットがベージュベージュ。もともとニュートラルなブラウン系で支持を得てきただけに、ここしか到達できない次元のベージュに行き着いている。ベージュを極めて極めて描き出す精緻なワントーンは匠の域。
今も売れ続ける伝説のシャドウ
2007年の発売以来大人気。ルナソル スキンモデリングアイズ01 ¥5000/カネボウ化粧品
ビューティジャーナリスト 吉田 昌佐美さん
ハリケア一筋の執念!
『肌のハリとは何者ぞ』に始まり、ハリと肌トラブルの関係性を検証し、ハリを生み出す源を特定するなどSK-Ⅱの執念を感じるハリケア。みんなのハリケア意識が高まったのは間違いないし、その進化のさせ方も見事。現在のR.N.A.パワーに至る歴代の製品にこの賞を贈りたい。
最先端のハリケアを体感できる!
美容乳液。R.N.A.パワー ラディカル ニューエイジ 50g ¥11500( 編集部調べ)/SK-Ⅱ
ビューティエディター 安倍 佐和子さん
導入ケアの永遠のパイオニア
多重層リポソームという画期的な技術、洗顔後のまっさらな肌に最初に使うブースターという革新的な発想など、スキンケアの習慣を変えた世紀の傑作。乾燥に悩まなくなったのは、誕生から25年以上変わらないこの化粧液のおかげ。生涯コスメとして次の世代にも伝えたい名品。
ブランドの“顔”の美容液
1992年発売の超ロングセラー。モイスチュア リポソーム 40ml ¥10000/コスメデコルテ
「女の肌」を変えたde賞
ビューティジャーナリスト 齋藤 薫さん
毎回、数兆個のリポソーム!?
言わずと知れたベストセラー、モイスチュア リポソームのDNAを引き継ぐ水は、化粧水の地位を思いっきり格上げしてしまった。一回の使用で数兆個の多重層リポソームが届いてしまうテクノロジーの申し子みたいな一品は、使い始めてすぐ肌が変わる新しい衝撃と感動をくれたもの。
美容液級の美肌力を持つ!
年間ベスコスも受賞。リポソーム トリートメント リキッド 170ml ¥10000/コスメデコルテ
ビューティジャーナリスト 吉田 昌佐美さん
カバーを超えた薄膜美肌力
肌色の乳液みたいな軽~いつけ心地で素肌そのものを美しく魅せるヘルシーグロウ仕上げ。これを使うとカバー力を追求しなくてもキレイな肌がつくれるって分かると思う。なめらかサラリの肌感も心地よく、持ちよし! 塗り込む・直すといったファンデの呪縛から解放される仕事人。
内側はしっとり外側はサラサラ
薄膜テクスチャーでうるすべ。レ ベージュ タン ベル ミン SPF25・PA++ 30ml 全6色 ¥6500/シャネル
ビューティエディター 安倍 佐和子さん
“肌色はベースで操る”の元祖
ベースで肌色をコントロールする効果を目の当たりにしたのが、ニュアンスピンクのバーズルミエール。ひと塗りでくすみが消え、透明感がぐんとアップ。以降、同じような色提案のベースが増えたけれど、このロゼこそ元祖。ファンデの仕上がりや見た目印象を左右する実力は本物!
透明感をピンクで!
ピンク系下地。ル ブラン バーズ ルミエール10 SPF40・PA+++30ml ¥6000/シャネル
《こちらも合わせてcheck!》
【ビューティー界のレジェンド・斎藤薫】が選び抜いたベストコスメ【スキンケア部門】
【ベスコスってどうやって選んでいるの?】
対象商品:2018年1~6月発売のコスメ、全部!(ただし、限定品は除く)
審査員:57名
選考方法:ジャーナリスト、スペシャリスト、エディター、ライター、VOCE編集部員はスキンケア部門(12)、メイク部門(17)の全部門、ヘアメイクアップアーティストはメイク部門の各部門(17)のみ、対象コスメを審査。1品につき10点満点で投票を行ったうえで合計点を算出し、各部門賞を決定。さらにスキンケア部門、メイク部門の各部門の中で、獲得点数が高かった上位2品を最優秀賞、優秀賞として表彰。
イラスト/いいあい 取材・文/中川知春 構成/鬼木朋子
Edited by 鬼木 朋子
公開日:
この記事に登場したコスメ(5件)