ゆにばーす・はらがナビ!
お笑いコンビのボケ担当。2017年M-1ファイナリスト。また、盛りメイクの自撮りインスタ&変身動画が”詐欺レベル”と注目の的!
YouTubeVOCEchannelでのメイク動画、視聴回数は100万回超え!
⇒ゆにばーす・はらさんの別人級メイクのやり方はこちら!
舞台裏1
プレッシャー過ぎる選定
幕開けは”一品入魂”の審査から!
各ブランドが心血を注いで誕生させたコスメを、審査員が自身の肌質や好みにとらわれず、美のプロとしての名誉にかけて選ぶ。その重圧は、年中ベスコスのことが頭をよぎるほど。
ヘア&メイクアップアーティスト 千吉良恵子さん
「VOCE読者はエッジの利いたメイクが好きで、コスメへのこだわりも強いイメージ。だから選ぶときのプレッシャーは相当なもの。ビューティの撮影で使ったコスメを中心に実際に肌で試したうえで最終決定をしますが、どれも甲乙つけがたく正直言うと得点をつけたくありません。でも“VOCE読者にいいものを伝えたい”の一心で誠心誠意、採点しています」
ビューティエディター 松本千登世さん
「審査対象のコスメリストがないから、どこまでも自由。だからこそ真剣に考えさせられ、日々、美容の仕事を真摯にできているかを”試験”されているような気持ちに。化粧品は単なるモノではないと肝に銘じ、選定しています。そしてベスコス号発売後には美容トレンドの向こうに透けてみえる女性の意識の動きをつい分析。これは紛れもなく『文化』です」
美容家 石井美保さん
「私のインスタはベスコスのためといっても過言ではありません! 第一印象から使用感、そして高揚感まで、鮮明に呼び戻すための記録なんです。VOCEは点の内訳が公開されるから責任重大。その点数や点差の理由を明確にする必要があり、その中での10点満点は紛れもなくBEST OF BEST。だからこそ、満点をつけた人が多いコスメは本当にすごいと思います」
舞台裏2
ガチすぎる集計
製品リストがないから手作業なんです!
審査対象のコスメリストがないことは、審査員が選ぶのが大変であることに加え、スタッフ側にとっても膨大なアナログ作業を余儀なくされる。審査員57名、ひとりひとりの集計用紙を確認しながら、PCに手入力。さらに目を皿にして何度も見直し、ようやく順位が確定。その集計作業だけで、実に1週間以上。非効率は否めないが、これもすべてVOCEベストコスメの公平性を保つため!
舞台裏3
ドラマティックすぎる受賞連絡
1位を受賞したブランドPRに編集長が直電!!
「皆さんにいいお知らせができるので嬉しい気持ちでかけますが、”喜んでいただけるかな”というドキドキ成分入りですね」とは石井編集長。報告を受けたPRさんが途中から感極まって涙声になったり、受話器の向こうから歓声が聞こえるのも生電話ならでは。
資生堂PR 唐川舞奈さん
「ご連絡をいただいたときは、雷に打たれたような衝撃が走り、気づいたら涙。こんなにも嬉しいことがあるのかと、感謝の気持ちでいっぱいに。ちょうどPRの会議中だったので、終了後に報告すると、一同大拍手。隣の会議室まで漏れるほど大盛り上がりでした!」
舞台裏4
激戦すぎる部門
“3品に絞れない”と審査員から泣き言も
その差は10点以内、つまり審査員ひとり分という僅差で順位がつき、5位でも100点以上の高得点という激戦区が、毎回異なるのも特筆すべき点。単純に新作数が多いだけではなく、話題性に富み、テクスチャーに優れ、効果も明快という条件が整った秀作揃いで、いわばその期のエース区間。今期は『リキッドファンデーション部門』『リップグロス・リキッドルージュ部門』『美容液・オイル部門』で熱きバトルが!
脇役から、一本で旬顔をつくる主役へ返り咲き
ツヤ仕立てvsカバー系の構図が浮き彫りに!
美容医療インスパイアとストレス帳消し系が占拠
舞台裏5
時代を反映しすぎる受賞アイテム
睡眠負債、大気汚染の深刻化、免疫強化etc.
最新、最先端の技術を搭載し、シワやシミなどの悩みに特化したエキスパート系もさることながら、肌と心を癒やしながら強くする、根本改善系の台頭も目立った今期。そのコンセプトには、現代社会を風刺するが如く、日々ニュースを賑わせているホットワードが満載。女性たちのリアルなニーズに対応し、審査員の支持を多く集めた。
コスメデコルテ
AQ ホワイトニング エマルジョン(医薬部外品)200ml ¥10000
THREE
トリートメント ローション 125ml ¥6000
SHISEIDO
アルティミューン パワライジング コンセントレート N 30ml ¥8000・50ml ¥12000/資生堂インターナショナル
ランコム
アプソリュ プレシャスセルナイト ドロップ 15ml ¥17500
舞台裏6
盛り上がりすぎるコスメカウンター
ベスコス号発売とともに大フィーバー!
ベストコスメ号の発売=受賞作の発表につき、いち早く誌面を読み込んだ読者が”待ってました!”といわんばかりに押し寄せるカウンター。異様なまでの熱気をみせ、その熱量はその後の売り上げ計画や方針を左右するほど。
ランコムPR 伊藤亜美さん
「毎回、VOCEのベスコスを見てお求めにくるお客様が続出し、発表後の受賞作の売り上げは軒並み大幅アップ! 昨年下半期、美容液・オイル部門1位のジェニフィック アドバンスト デュアル コンセントレートでは、前月比+73%を記録。美容賢者により選ばれたというのは説得力が高く、リピート率が高いのも特徴です」
エレガンスコスメティックスPR 奥野由紀子さん
「発売日から新規と思われるお客様が受賞作を続々指名買いくださるので、VOCEの反響を実感。また事前にお電話をいただくなど期待感いっぱいでご来店され、カウンターでは”1位だからいいはず!”と即決。美容部員からは”受賞を誇らしく思う”、手にしたお客様からは”手放せなくなった”との声が届いてます」
舞台裏7
感動的すぎるベストコスメ授賞式
涙あり、驚きありの3時間!
各ブランドのPRや開発者、審査員の方々をお招きし、毎年12月に開催。この企画を創世記から紡いできた審査員がプレゼンターとして登場し、今期のトレンドを総括。受賞ブランドの代表者は溢れんばかりの笑顔で喜びを語り、感極まって涙するなどドラマティック!
撮影/中島洸(人物)、金栄珠(静物) ヘアメイク/牧野雄大(vierge) スタイリング/押田綾佳 取材・文/楢㟢裕美、中川知春 構成/与儀昇平
Edited by 泉地 佑紀
公開日:
この記事に登場したコスメ(3件)