去年の日焼け止めは使わないこと
「化粧品は開封しなければ3年間は使用できます。でも、一度使い始めた日焼け止めは空気と触れて酸化し、肌の刺激に。半年以上経ったものは使わないほうが◎」(ウォブクリニック中目黒総院長・髙瀬聡子先生)
UVケアをきちんと効かせるなら……
「紫外線から肌を守るためには、日焼け止めの使い方を見直して。まず、日焼け止めは十分な量をムラなくのばすこと。塗り残しのないよう、顔の側面や首までしっかりと。できれば、2~3時間を目安に塗り直すのが賢明。さらに、帽子や日傘、サングラスなどのアイテムを活用すると効果的」(髙瀬先生)
バカンス先では、汗、こすれに強い最強日焼け止めを!
「皮脂や汗、水への強さは、もはや標準装備!? 今年は耐久性の追求で柔軟な膜をつくって肌と一緒に動く、摩擦にも強くなった日焼け止めが誕生!」(ビューティサイエンティスト・岡部美代治さん)デイリー使いしたいほど、つけ心地も文句なし。
A.汗、水、摩擦にも強いみずみずしいUVジェル
汗、水、衣服の摩擦やこすれに強い、フリクションプルーフ機能を搭載し、落ちにくさを追求。美容液のようにみずみずしいジェルタイプ。アリィー エクストラUVジェル SPF50+/PA++++ 90g ¥2100(編集部調べ)/カネボウ化粧品
B.顔も体も心地よくサラサラ感をキープ
肌になじませるとサラサラに変化。ピタッと密着して汗をかいても動いても、紫外線を強力ブロック。スポーツ ビューティ UVウェア ジェル EX SPF50+/PA++++ 60g ¥1800(編集部調べ)/コーセー
C.ブランド最強のUVはスキンケア力も自慢
汗や水に触れると紫外線をカットする膜が強くなり、こすれにも強い仕様に進化。スキンケア成分を50%も配合し、保湿効果にも大満足。アネッサ パーフェクトUV スキンケアミルク SPF50+/PA++++ 60ml ¥3000(編集部調べ)/資生堂
夏の紫外線は髪も地肌も狙っています
「紫外線を浴びれば、髪も頭皮も日焼けします。髪を構成しているたんぱく質は、紫外線によって変性し、乾燥や色抜け、うねり毛の要因に。頭皮の日焼けは薄毛などの老化を早め、シミができることもあります」(髙瀬先生)
A.頭皮を守りながら髪をふんわりスタイリング
紫外線ダメージから頭皮を守り、髪の根元からふんわり立ち上げるスタイリング効果も。スプレータイプなのもいい。ザ・ヘアケア アデノバイタル ルートスプレー SPF30/PA+++ 150g ¥2800/資生堂プロフェッショナル
B.いつものヘアケア感覚で髪と頭皮の紫外線対策を
髪と頭皮に潤いを与え、紫外線もカット。洗い流さないトリートメントにも。ディーセス エルジューダ サントリートメントエマルジョン SPF25/PA+++ 120g ¥2800(サロン専売品)/ミルボン
撮影/向山裕信(vale./人物)、高橋一輝(静物) ヘアメイク/吉村純(LA DONNA) スタイリング/坂下シホ モデル/甲斐まりか 取材・文・構成/寺田奈巳 撮影協力/UTSUWA
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Edited by 寺田 奈巳
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