シュウ ウエムラリップ ブラシ 6F

ＶＯＣＥ創刊１０周年記念号にて、メイクアップアーティストの中野宏海さんが紹介なさっていて知りました。 今までポーチに入っている携帯用のリップブラシ１本で朝もメイクをしていましたが、携帯する利便抜きで選んだ自宅用のお粉ブラシを持っているように、リップブラシも有った方が結局手間も仕上がりも良いのではないかと思い立ち、今更ながら購入に至った次第です。 ・・・・道具ひとつで仕上がりが変わると言いますが。 ・・・・・・・・このリップブラシは、今まで「こんなもんだ」と普通に思っていた要素全てが「こんなに！」と驚くポイントになります。 秘密は他のリップブラシにはまずないような形状です。 　・上質で大変コシのある動物毛（ここまでは普通） 　・実際唇に当ててみると不安になる程の幅広ブラシ 　・それで極薄ブラシ　　　　 　　　　　　　　　　　　　　ボビィのアイライナーブラシ並の薄さと言えば良いでしょうかね・・・・。 幅広ブラシなので、まるで面でラインを描くような感じになります。なのでラインが大変安定感があり、ぶれません。 コシがあるブラシなので口角に差し込むように置いても大丈夫です。段差が著しいところも、なだらかな線も曲線も、思ったとおりに描く事が出来ます。 私は上唇の口角と山がつながるラインが苦手でしてね・・・。 口角まできっちり入れると山につなげるラインにブレが現れ、自山を活かそうとすると口角の終点を何処に定めたらいいってもんか、心の迷いがそのままラインに出ます。形が薄くないので目立つんです。 それが左右対称に、全体的にバランス良く描けるようになりました。思いのまま一気に描き上げられるので修正不要な結果、下手な厚みもなくすっきりと仕上げられてストレスが全くありません。ある程度の分量を塗れる事で、ちゃんと思い通りに細やかに描けるんだと初めて知りました。 筆が薄いので、「筆に含んだままで唇に色が乗らない、なのにティッシュで拭き取ると結構口紅が残っている」という事が皆無です。 それでいてグロスに良くあるスパチュラと違って、ムラもありません。 含んだ口紅が薄くムラなく滑るように、筆が走るところに広がっていきます。 発色はいいのですが、本当に薄付きなので、今まで使いこなせなかった口紅も使えるようになりました。クラシカルな色だ、ボテボテだーっと使えなかった色も、「・・・・開発者はこんな色、仕上がりを提案していたんだ」と反省する事多いです。断言できます、直塗りよりも繊細で透明感があって、馴染みが良いです。 中野さんは「赤い口紅が上手に塗れる」と評価していましたが、私はむしろベージュをこれで塗っていただきたいです。元々の唇の形、こんなに整っているんだっと安心できる事必至です。 ほら、メイクっておまじないじゃないですか。メイクし続けなかったら内外共に顔って緩むでしょう？メイクしてテンション上げて、日中整えた顔を見て、顔が覚えていますように、素の顔も近づいていますようにと夜クレンジングするもんだと思うんですよ。化粧した顔とスッピンが著しく違う人かどうかって、念じる心あるかないかの１つだけじゃないましら。まぁ、普段のメイクって整える程度が良いと思っているんですけどね、はい。 そのおまじないが良く効きそうな仕上がりですよ。 ・・・この携帯も作って欲しいな・・・・・・・

もちやすい、描きやすい、だから仕上がりがきれい☆ありそうでない、このバランス♪ハンドルの太さ、長さ、重さ、ブラシのコシ、弾力、口紅を含む量、などなど、お気に入りポイントが数え切れません。こういうツールは、やっぱり細部にまでこだわっておられるブランドのものがいいみたい！

コシがあり、毛質もよく、唇の口角ラインなどの細部まできちんと綺麗に塗れます。 非常に使い心地がよく 大変気に入っています。